1971(昭和46年)/9/7公開 89分 カラー シネマスコープ 映倫番号:16822
配給:東映 製作:東映
冷酷な勝負の世界に生きる事のみが任侠の道と信じていた主人公が、渡世の修行を続けるうちに真の任侠道を知り生まれ変わっていく姿を、主題歌「任侠」のメロディーをバックに北島三郎が綴る、本格的仁侠映画。
渡世人・矢倉清吉は久方ぶりに東京に戻り、深川の東雲一家に身を寄せる。彼は賭場で勝負師・山根勇三のイカサマを見抜き一度は見逃すが、勇三が懲りずにイカサマをしていることを知って彼を博奕で痛めつける。勇三にはイカサマを続ける理由があった。かつて殺してしまった博奕打ちの女房を遊郭から身受けするために金が必要だったのである。事情を知った清吉はひと肌脱ごうとするが…。