1976(昭和51年)/9/4公開 95分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18798
配給:東映 製作:東映
本土復帰を翌年に控えた昭和46年の沖縄を舞台に、沖縄やくざ対本土系暴力団との血みどろの戦いをドキュメント・タッチで描く。
本土復帰を翌年に控えた昭和46年12月。沖縄では、本土系暴力団組織の沖縄進出に対抗すべく、大城派と国頭派が手を結び、「沖縄連合琉盛会」を結成した。だが、外部に向って一致団結したものの、その内部、しかも国頭派系内部で紛争が起きた。
内部抗争の末、国頭派は壊滅し、沖縄連合琉盛会は大城派が牛耳ることになった。大城は本土系暴力団と手を結ぶ手はずを整えていたが、この状況に不満を抱いた国頭派の残党・中里の手によって射殺される。更に中里は、大城理事長亡き後、大城派を仕切る実力者・翁長理事と関西広域暴力団旭会の海津組組長との会合を襲撃する。
中里一派数名と翁長一派・海津組の連合隊の間に、沖縄はじまって以来の一大銃撃戦が展開されていった。