作品検索

作品紹介

新仁義なき戦い 組長の首

It's Time to Kill The Boss

1975(昭和50年)/11/1公開 94分 カラー シネマスコープ 映倫番号:18469 
配給:東映 製作:東映

組長の首ひとつ、殺(と)るか、殺(と)られるか!?
「仁義」―この聞こえの良い言葉で虚飾されたヤクザ社会の現実の姿を描く、衝撃シリーズ第7弾!
舞台は広島から北九州へ。組織に生きる人間関係の醜さと人間の内面に潜む憎悪、猜疑、野望がむき出しになる時、また新たな“戦い”が始まる!
出演者には菅原文太を中心に個性派の俳優人が顔を揃え、深作欣二監督の凄烈な映画魂が鮮烈な映像美を生んでいる。

新仁義なき戦い 組長の首
(C)東映

ストーリー

昭和43年―。覚醒剤などの密輸品は古くから関門海峡の周辺にある密輸基地に陸揚げされ、全国の暴力組織に捌かれていた。そして、その莫大な利益を巡って対立する大和田組と共栄会の二大組織があった。大和田組幹部・楠鉄弥は、親分・大和田の命令で、流れ者の黒田修次らと共に共栄会々長・正木を襲撃。黒田は自らの単独犯行を主張して10年の刑を打たれた。以後、共栄会は崩壊の一途をたどり、大和田組の勢力は益々拡大する。7年ぶりに仮出獄した黒田を迎えたのは、獄中で子分になった志村と舎弟の笹木だった。楠を訪ねるも、楠はヒロポン中毒にかかり破門同然。一方で大組織となった大和田組には相対立する派閥が出来ていた。そんな状況の中、赤松組が独立を宣言。反対する若頭の相原、井関らの直系組長と傘下の組長の間に腹の探り合いが展開された。相原の罠に赤松、笹木は次々と殺害されていく。相原の魂胆を見抜いた黒田は…。

新仁義なき戦い 組長の首
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)