1977(昭和52年)/8/6公開 100分 カラー シネマスコープ 映倫番号:19085
配給:東映 製作:東映
菅原文太と愛川欽也の絶妙コンビで贈る黄金シリーズ「トラック野郎」第5作。早トチリでお人好しの桃次郎とやもめのジョナサンが11トンと4トン半の電飾ギンギラトラックを転がして、日本全国行く先々で巻き起こす珍騒動に大騒動。キャストは、菅原文太・愛川欽也の名コンビに、八代亜紀、千葉真一ら豪華配役陣。5代目マドンナ役は片平なぎさ。
新潟方面へ向っていた桃次郎とジョナサンは、幽霊峠と呼ばれる不気味な峠で、「佐渡で…」と謎めいた言葉を残して消えた美女に出会う。桃次郎は彼女に一目惚れ。一方、相棒の金造も道中で拾ったエキゾチックな美女・渡り鳥のマヤに熱をあげている。途中、ドライブインで“ジョーズ軍団”と名乗る新村譲次の率いる荒くれトラック野郎たちに出くわすのだが、桃次郎は上の空。頭の中は、佐渡で会うべく美女のことでいっぱいなのだ。一路、佐渡へと急ぐ一番星とジョナサン。ナ、ナント!そこでみたのはあの謎の美女・水名子先生こと乙羽水名子であった。水名子は捨て子で、作右エ門という砂金堀りの爺さんに拾われ、今は分教場で教師をしているのだ。インスタント教師を買って出るという涙ぐましい努力も空しく、水名子が結婚するという噂を聞いた桃次郎は、涙ながらに佐渡をあとにし、ジョーズ軍団に闘いを挑むのだった。
「トラック野郎」シリーズ(10)