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総長の首

Down with The Big Boss

1979(昭和54年)/4/7公開 136分 カラー シネマスコープ 映倫番号:19640 
配給:東映 製作:東映

大ヒット作「日本の首領」(三部作)に続き、偉才・中島貞夫監督が挑んだやくざ映画の傑作。日本最大の組織を率いる総長が狙撃され、列島全土を震撼させる暴力抗争に発展してゆくプロセスを追跡、全篇を熱気と凄じい迫力、アクションで貫く大作に仕上げている。

総長の首
(C)東映

ストーリー

昭和初期の浅草は、まだ関東大震災の爪痕が残り、歓楽の華やかさの中にも侘しさが漂う街だった。ここでは全国に縄張りを持つ関東侠友会と地元の花森組が張り合っていた。花森組を上部組織とする血桜団のチンピラ、卓、稔、鉄男の3人は、縄張りを侵し始めた侠友会小池組の組員2人を射殺した。団長の八代は未成年の団員を自首させることで警察の目を逃れたものの侠友会内部はオトシマエをつけさせようと殺気だっていた。そして数日後、小池の放った殺し屋の手によって八代は殺された。12月13日、侠友会では何事もなかったように事始めの儀式が行われた。明けて正月、死んだ八代の弟・順二が中国大陸から帰国し、血桜団二代目として花森組々長と親子の盃を交わすと抗争事件の渦へと引き込まれていった。

総長の首
(C)東映
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