1992(平成4年)/1/15公開 110分 カラー ビスタ 映倫番号:113667
配給:東映 製作:東映
過酷なヤクザ世界で伝説となった男がいた。20世紀最後のスター・小林旭を主演に、ビートたけし、陣内孝則、平幹二朗ら豪華キャストが出演。真の男を描く本格的ヤクザ映画。
旭建設社長の葬儀の帰り、笠部組組長が襲撃された。若頭・大滝の機敏な行動で危機は回避。そして翌日から大滝の自宅への嫌がらせが始まった。そんなある日、刑事の桐野から大滝のもとへ連絡が入る。2人は立場こそ異なるが、互いに男を認め合う奇妙な友情で結ばれているのだ。桐野からの会話の中で戦いを仕掛けたのは関西系の小田一家だと知る。その裏には政治家への野心を秘めた旭建設二代目社長の影が。利権を得るため二代目社長は大物政治家と結託、関西系暴力組織を操り、笠部組を潰そうとしていたのだ。
笠部組と小田一家の戦争がいよいよ暗雲の兆しを見せ始めた頃、大滝の前に1人の男が現れた。長らくムショに入っていた大滝の舎弟・本堂だ。彼の参加により戦争は急速に激化していく。そんな折、笠部組組長が射殺されたとの報せが。政治家、企業らの利権争奪が引き起こしたこの戦争に対し、大滝の怒りは頂点に達した!