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続魚河岸の石松 

1953(昭和28年)/6/10公開 79分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1021 
配給:東映 製作:東映

好評に応えて、侠勇純情の石松再びお目見得。今回は舞台を銚子に移して、又もや起る喧嘩とエロチシズムを背景に、好漢石松が示す正義の意気。名調子徳川夢声の解説を付録とした娯楽映画のナンバーワン。

続魚河岸の石松 
(C)東映

スタッフ

原作:
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ストーリー

東京魚市場開設記念の慰安会会場では、我らが魚河岸の石松が森の石松に扮して熱演中だ。ところが芝居中にキノキンと石松が本気で殴り合い滅茶苦茶に。芝居を見ていたマノン由美の横にいたプリマドンナのプリ子は、石松に惚れた様子。瀬川のおやじさんの仲介で、酒の席で仲直りしかけ二人だが、結局また大喧嘩。由美とプリが石松を連れ帰ったが、翌朝なんとキノキンの溺死体が上がったという知らせが飛び込んだ。てっきり自分が殺したと思い込んだ石松は、瀬川の勧めで銚子の兄弟分水源を頼ることに。銚子に辿り着いたはいいが、仁義も知らない水源の傲慢さに腹を立てつい毒舌を吐いてしまう一方、漁業会の加治市太郎の気性にほれ込む石松。土地の旅館の一室で、〆蝶に瓜二つな芸者福太郎と出会う。それもそのはず福太郎は〆蝶の実の妹だった。瀬川の手紙により水源の世話を受ける石松だったが、やはりどうにも水源が気に入らない。更にアプレ娘の絹子も石松に擦り寄ってきて、憂鬱な石松はキノキンの死に涙する。ところがそんな石松の前に、美智子がキノキンを連れて現れた!死んだのはキノキンではなかったのだ。再会を喜ぶ石松とキノキン。そんな二人をよそに、銚子の街は密漁問題により水源と加治丸の対立は激しくなり、水源は加治の謀殺を企てていた。それを知った石松は加治のもとに駆けつけるが…。

続魚河岸の石松 
(C)東映
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