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続続続魚河岸の石松 大阪罷り通る

1954(昭和29年)/1/15公開 86分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1217 
配給:東映 製作:東映

「続々魚河岸の石松」の続編。いよいよ石松は関西に出張し、相変わらぬ珍江戸っ子振りを発揮するという、エロ・喧嘩・人情何でも来いのカクテル娯楽編。

続続続魚河岸の石松 大阪罷り通る
(C)東映

ストーリー

瀬川オヤジに頼まれて、石松は用件も聞かずに清水行きの列車に飛び乗ったのだが、乗った電車が実は急行で、あっという間に清水を通り過ぎてしまった。幸い車中でキノキンと顔をあわせ、彼がオヤジの紹介状を持ってきてくれたので一件落着…とおもいきや、同席の花枝姐さんの色気に惑わされ、気がつけば紹介状ともども財布を掏り取られている体たらく。二人は一文無しで静岡に降り立つが、東京に引き返すために薩摩守をきめて貨車に忍び込む。ところがこの貨車が辿り着いた先は魚河岸ならぬ名古屋の魚市場。鬱憤晴らしにパチンコを見学中に、あの女スリの花枝姐さんにばったり再会。後をつけてみたところで、石松は逆に花枝から他人の財布を渡された。財布を持ち主の竹虎に返したところ、竹虎の歓待を受けたが、実はこの竹虎の妾が花枝姐さんで、花枝は石松を狙って誘惑を始めてしまう。辛うじてオヤジの紹介状を奪い返して竹虎家から脱出した石松だったが、紹介状には石松のことを大馬鹿者としか書いてないことを知り、清水行きを中止してしまう。そこで偶々大阪に向かうシンコと遭遇、石松は彼女の車に乗って一緒に大阪に辿り着いた。一時の職を求めて大政という男と知り合い、彼の紹介で仲買人の蛸常の店で働くことに。だが蛸常は賭博好きで、高利貸しの芦屋夫人に追われていた。だが、蛸常の代わりに応対した石松は、たちまち芦屋夫人に見初められ、大阪でもまた女難の嵐に…。

続続続魚河岸の石松 大阪罷り通る
(C)東映
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