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弥次喜多 東海道の巻

1954(昭和29年)/7/7公開 54分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1371 
配給:東映 製作:東映

とんだ事件が発端で夜逃げ同然の旅に出る羽目となった弥次さんと喜多さんが、東海道を西へ上る途中で巻き起こす珍聞、失敗談、お色気騒動の数々を描いた第一部。弥次喜多コンビを演じるのは、シミ金こと清水金一と杉狂児。

弥次喜多 東海道の巻
(C)東映

ストーリー

時化のため紀州行きの船に乗った弥次さん喜多さんは、御禁制の蟹を食べた罪で暴風静めの犠牲にされかけた久吉少年を助けた。久吉は幼い頃に人さらいに攫われ別れてしまった父親の市兵衛を探す旅をしていたのだ。弥次さんたちは協力することにしたが、突然船が沈んで三人はバラバラに。喜多さんは丸太にすがって助かったものの、てっきり弥次さんが死んだものと思い込んで梓巫女に口寄せを頼むのだが、丸め込まれて五両を巻き上げられ、残りは巾着切に盗られてまたもや無一文に。しかも丁度この巫女の家にお腹をすかせた弥次さんがやってきたのだが、見事なすれ違いで気付かずじまい。一方の久吉はひもじさの余り巡礼のお金を盗もうとするが失敗。ところがこの巡礼こそ父親市兵衛だったことを知るのだが、久吉は罪を恥じて名乗ることができなかった。ようやく弥次さんと再会するが、せめてお腹の足しだけでもと西瓜を盗もうとして袋叩きに会ったところで喜多さんと再会。されど無一文なのには代わりがなく、喜多さんが悪知恵を働かせて色々と企むが全てが裏目に出てしまう…。

弥次喜多 東海道の巻
(C)東映

シリーズ

「弥次喜多」シリーズ(4)

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