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弥次喜多 高野山詣での巻

1954(昭和29年)/7/7公開 48分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1372 
配給:東映 製作:東映

シミ金と杉狂児の弥次喜多コンビが巻き起こす爆笑道中の第二部。舞台は紀州を経て四国へと移り、西国八十八ヶ所を珍計妙計で罷り通る二人がまたまた珍騒動を巻き起こす。

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ストーリー

神田八丁堀裏長屋に住む弥次郎兵衛のところに、同じ長屋に住む喜多八が難題と共に現れた。何でも、うっかり親分の金十五両を使い込み、親分が手をつけて孕ませた飯炊き女のお時を引き取る破目になったのだが、喜多八の女房は評判のヒステリー。だから大人しい女房を持つ弥次さんに引き取ってもらいたいというのだ。相手がミス飯炊きと聞いて一肌脱ぐ気になり、女房おたねを追い出してお時を迎えたのだが、そのお面相と臨月姿にうんざりした頃、親分梅吉が飛び込んできた。お時のお腹の父親は喜多さんだったのだ。弥持さんはたいそう立腹するが、二人とも恥ずかしくなって夜逃げ同然に旅に出ることに。さて小田原の宿に着いた二人は、風呂場で五右衛門風呂とご対面。下駄を履いて入ったら底が抜けて大騒ぎ。またその夜には、隣の部屋のアベックが駆け落ち者で、思わずラブシーンを見て大興奮。でも朝になってみたら財布がない。その二人が実はゴマの灰の春樹と間知子と知りたちまち二人は無一文に。何とか清水の次郎長親分に拾われ一宿一飯の恩にあやかるが、吃安一家の殴り込みに出くわし助太刀を買っても役立たず。命からがら逃げ出して舞坂の船着場に辿り着く…。

弥次喜多 高野山詣での巻
(C)東映

シリーズ

「弥次喜多」シリーズ(4)

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