作品検索

作品紹介

懐しのメロディー 二人は若い

1954(昭和29年)/7/25公開 60分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1404 
配給:東映 製作:東映

古賀政男とサトウハチローのコンビで一世を風靡したヒット曲を題材に映画化した三部作の第1部。結婚を目指す若い二人の濃い模様を描く。

本ページでは一部にWebサイト上では表記できない文字があるため、代用文字に置き換えております。正式文字は「代用表記一覧」ページにてご確認ください。

懐しのメロディー 二人は若い
(C)東映

ストーリー

良平君とかず子さんは人も羨む恋人同士。四千円の貯金を大切に温めて、日帰り旅行を夢見ている。ところが、旅行の実現が間近に迫った時に良平君の友人の山口君が現れ、新婚旅行の途中でスリにあったと嘆く。人の良い良平君は旅行をあきらめて山口君にお金を渡す。かず子さんは寂しさを感じつつも、二人の仲睦まじさは変らない。だけどそんな二人の最大の悩みが、良平君の父で城下町の市長を勤める重平さんのこと。古武士のような風貌に違わず頑固一徹な老人で、二人の恋愛の自由を決して認めないのだ。会社の同僚達に説得されて、遂に親父説得のために帰郷を決意した良平君だったが、帰りの電車賃を貰うのがやっとという大失敗。意気消沈した二人だったが、そんな時「水着美人コンクール」の広告を見て、賞金十万円という豪華さにつられ、かず子さんが挑戦することに。一方の重平さん、心配から突然上京する事を決めたので良平さんたちは大慌て。最初は現代的なかず子さんを苦虫を噛み潰したかのように睨む重平さんだったが、毎日毎日献身的に振舞うその姿に少しずつ気持ちが解けてきた様子。だけどタイミング悪くコンクールの日がやってきて、人前で水着姿になるかず子さんを見た重平さんの雲行きが険悪に。ところがその重平さんの持っていた懐中時計がスリに掏られてしまい…。

懐しのメロディー 二人は若い
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)