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懐しのメロディー あゝそれなのに

1954(昭和29年)/8/1公開 64分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1405 
配給:東映 製作:東映

古賀政男とサトウハチローのコンビで一世を風靡したヒット曲を題材に映画化した三部作の第2部。新婚当初とは大違い。麻雀狂いの亭主にあきれ果てた妻が大金を拾ったことから大騒動に。

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懐しのメロディー あゝそれなのに
(C)東映

ストーリー

三度の飯より麻雀が大好きな、旭商会の若手社員の河合君。学生気分が抜けず、結婚して間もない雪子さんをほっぽり出して連日連夜の麻雀三昧。遅刻寸前で会社に滑り込んでは言い訳をする毎日。その傍らでは、闇山というブローカーが社長室で「お色気ガイガー」という珍妙な機械を売り込んでいた。さて、日ごろの不成績が災いして外交員に回されてしまった河合君は、ふてくされて益々麻雀にのめりこむ毎日。たまたまその事実を知り、河合君のだらしない姿を見てしまった雪子さんは烈火のごとく怒り、一つ屋根の下で冷たい戦争が始まってしまう。そんなとき、雪子さんが街で拾ったボストンバックに五千万円もの札束が入っていた。夫婦喧嘩は一時休戦、警察に早速届け出たものの、落とし主の大芸術家水山氏は百円札1枚しかお礼をくれなかった。再び夫婦喧嘩が始まったのだが、憤然たる河合君がたまたま通りかかったキャバレーで、あのブローカー闇山がインチキ機械の「お色気ガイガー」で、旭紹介から金を巻き上げる算段であったことを知ってしまう。慌てて会社に報せる河合君だったが、運悪く金田重役が八百万を抱えて闇山との約束の場所に出かけた直後だった…。

懐しのメロディー あゝそれなのに
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