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懐しのメロディー うちの女房にゃ髭がある

1954(昭和29年)/8/31公開 56分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1406 
配給:東映 製作:東映

古賀政男とサトウハチローのコンビで一世を風靡したヒット曲を題材に映画化した三部作の第3部。可愛い女房も七年経てば、ヒゲも生えますツノも出る。カカア天下のサラリーマン家庭を描いた明朗ドラマ。

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ストーリー

旭商会の課長である池田さんは、会社ではとにかく人望が厚い。何せ西郷社長の夫人と二号さんの鞘当まで任されるほど。だが、美人だけど気の強い細君のよし江さんは、自分が心底池田さんを愛しているのに気付かず、その落ち着き方がどうにも気に入らないらしい。しかも、社長の二号さんである昭子さんは池田さんの実直さに心惹かれ始めているのだが、よし江さんはその話を聞いてもあり得ないと噴出す始末。だが、よし江さんもシッカリ者で、十ニ万円ものへそくりをきちんと貯めていたことをある時知った池田さんは改めてよし江さんに感服するのだった。さて、そんなある日のこと、濠の中で溺れている子供を救うために、十万円もの会社の金が入った鞄を捨てて助け出したが、お金は結局見つからず、社長に大目玉。へそくりから弁済したいとよし江さんに相談するも頑として言うことを効いてくれない。どこへ行っても自分を押さえつけなければならない池田さんの鬱憤は限界に達し、遂によし江さんを殴って家を出てしまった。ところが、入れ代わりに、助けた子供の母親が百万円もの謝礼を持って池田さんの家を訪れた。しかも池田さんが失踪したことが社内の人たちに知れると、同僚や社長までもが心配で集まってきた。池田さんの人望の高さを改めて知ったよし江さんは、自分の気持ちにようやく気付いて涙をボロボロと流す…。

懐しのメロディー うちの女房にゃ髭がある
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