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龍虎八天狗 第三篇 鳳凰の巻

1954(昭和29年)/11/15公開 48分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1550 
配給:東映 製作:東映

時は戦国末期、大阪城の帰趨をめぐり風雲急を告げる最中、天下の秘軸・扶桑掌握図三巻の行方を追って正邪入り乱れての大争奪戦が展開する。吉川英治の同名小説を四部連続で映画化した痛快活劇の第三部。

龍虎八天狗 第三篇 鳳凰の巻
(C)東映

ストーリー

奈都女は三度蝉阿弥に捕まってしまうが、一作の豪刀によって助け出され、二人は大宮の宿へ急ぐ。だが喬太郎は二人よりも早く妙義山に到着した。一作は奈都女に大宮で大助らと合流するよう言い残し、一人妙義山に向かう。奈都女は喬太郎の子分・銀平と役人に囲まれるが、謎の剣士・佐分利甚内に救出された。蝉阿弥は奈都女から水虎の巻を奪わんと襲い掛かり、切羽詰った奈都女は林の木立に巻物を投げ込んだ。巻物は妙義太郎という少年が受け止め、何処かへ持ち去ってしまった。少年を追いその場を去る蝉阿弥。一方喬太郎も妙義山に入り、ここに住む導士鉄牛舎葛鼓を言葉巧みに誘いこみ、火龍の巻物を掘り出していた。後から一作が上ってきたことを知った二人は、彼を谷底に突き落としてしまう。奈都女と一作の行方を捜しに大助たちも妙義山に入るが、安中城主井伊信濃守は軍勢を率いて大助たちを取り囲む。さて妙義太郎は叔父の売卜者鳴海玄斎に、奈都女に水虎の巻を渡すよう頼むが、巻物に目が眩んだ玄斎は女房のおりゅうと旅に出ようとする。叔父の裏切りを知った太郎は巻物を取り返そうと争うが、そこに鉄牛舎と喬太郎が現れた。一方、崖から落ちた一作は、木こりに身をやつした真田一党車源弥と妹のみつるに救われ、奈都女とも再会した。玄斎とおりゅうを殺害して水虎の巻も手に入れた喬太郎と鉄牛舎に妙義太郎が抵抗する。そこに大助たちが駆けつけ、更に一作と奈都女も合流する。

龍虎八天狗 第三篇 鳳凰の巻
(C)東映

シリーズ

「龍虎八天狗」シリーズ(4)

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