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東京べらんめえ娘

The Tokyo Dame

1959(昭和34年)/3/17公開 84分 カラー シネマスコープ 映倫番号:11112 
配給:東映 製作:東映

男まさりの江戸っ子寿司屋、「寿司正」の看板娘ひばりちゃんは、喧嘩にゃ強いが情にゃ弱い。初めて知った恋の味に笑と涙が入りまじり、唄にのせて展開する恋愛合戦。

東京べらんめえ娘
(C)東映

ストーリー

三代に亘って江戸前を誇る、寿司正の主人正吉は、気が短くて喧嘩っ早くて情にもろい。正吉には、亡妻との間にもうけた娘、勝江と紀代子がいた。だが勝江は正吉のしつけに反発し、恋人の許へ家出してしまった。紀代子は寿司正の看板娘として働いている。紀代子は娘盛りの身でサッパリした性格、勇ましい啖呵も飛ばす、その気っ腑たるや男も顔負け、親の正吉を始め職人みんな頭が上がらなかった。勝江が赤ん坊を紀代子に預けに来た。彼女は薄給の良人・川島と貧しい生活を送っていたのだ。紀代子は、正吉にはお客さんの芸者お玉の子供だと偽って預かる事にした。職人の武志が通りすがりのオート バイ乗りと一悶着起した。駈けつけた紀代子は相手の男性が素晴らしいので思わず出かかった啖呵を呑み込んだ。彼は倉元進といい、これが縁で寿司正へ出入りする様になった。ある夜、たまたま店を訪れたお玉の失言で赤ん坊光男のからくりがバレた。正吉は怒鳴ったが、心の中では光男を寿司正の跡取として育てようと思った。紀代子の親友が自分の勤める双葉デパート、藤岡社長の別荘開きパーティーに寿司正の出店を依頼がきた。そこで社長に気に入られ息子の晴也の嫁にという話が持ち上がるが、そこへ晴也の同窓生、進が現れた。そして紀代子と進はお互いの愛情をハッキリと自覚したのだった。進は紀代子を連れて水戸にいる母たつを訪ねるが・・・。

東京べらんめえ娘
(C)東映
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