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乾杯!ごきげん野郎 

The Happy-Go-Lucky Guy

1961(昭和36年)/12/6公開 90分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12591 
配給:東映 製作:東映

九州薩摩の鶏舎で働く四人組が得意の美声で身を立てようと上京、運良く興行界の大物と美人歌手にめぐり合うが、オッチョコチョイで失敗、と思いきや…。

乾杯!ごきげん野郎 
(C)東映

ストーリー

九州のマンモス鶏舎で働いていた仲良しコーラスグループの滝・白井・並木・牛山の4人は、大先輩・西郷隆盛の教えを胸に、コーラスでの立身出世を夢見て東京にやってきた。だが東京の荒波は予想以上に強く、著名なジャズコンテストでは賄賂と出来レースが横行し、ハッタリと売り込みに実力が負けてしまうのが現実だった。コンテスト会場で知り合ったジャズシンガーの明石まゆみは、ショックを受けた4人をジャズ喫茶やビート喫茶に案内して、ロカビリーなどに熱狂する若者達を見せて、夢をあきらめるように諭す。だが4人は、このまま故郷に帰ると西郷さんに顔向けできないと、東京で知り合った周囲の人たちの声援に後押しされて再奮起。今度は有名歌手のコネをつけるために動き出した。芸能界の神様と言われた国際演劇KKの会長・榊安左衛門に取り入った4人は、榊に可愛がられていたまゆみの後押しもあって、遂にテストを受けることに成功。だが会長の見守る中、マイクが拾っていることも知らずに榊の悪口をべらべらしゃべってしまいテストはオジャン。放送局からも締め出され、遂に四人は九州に帰ることを決意する。だが、その時に録音したコーラスに感銘を受けたまゆみは、親友のアナウンサーに頼んで歌を電波に流すことに成功する。すると、その歌声は予想外の反響を巻き起こし…。

乾杯!ごきげん野郎 
(C)東映
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