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千姫と秀頼 

Lord Hideyoshi And The Princess

1962(昭和37年)/3/25公開 86分 カラー シネマスコープ 映倫番号:12743 
配給:東映 製作:東映

昭和30年代後半、人気実力ともに頂点を極めた美空ひばりが、女優としての魅力を十二分に発揮した記念すべき感動大作。 憎き祖父・家康に舞の薙刀を向け、悲憤の涙とともに尼になってゆく万感胸迫るラストシーン。政略に翻弄され数奇の運命を辿る千姫の涙。美空ひばりの劇的名演技が見る者を圧倒する。 共演は、千姫の愛する夫・秀頼に中村錦之助。時代劇初出演となる高倉健が秀頼の家臣・片桐隼人を好演。この三大スターをはじめとする超豪華キャストの競演も忘れ難い時代劇の名作である。

千姫と秀頼 
(C)東映

ストーリー

幼くして政略結婚の犠牲となり、豊臣秀頼に嫁いだ徳川家大御所・家康の孫・千姫。愛する夫・秀頼は、大阪城落城と共に二十三歳の若さで自決。千姫はその秀頼を追って果てようとしたが、家康の命を受けた坂崎出羽守によって猛火に包まれた城から救出された。傷心の千姫を今度は出羽守に嫁がせようとする家康。しかし将軍秀忠の腹心・本多佐渡守の陰謀によって、結局は本多平八郎の許に嫁ぐ運命を背負わされる。そしてまたもや寡婦となって徳川家に戻った千姫はガラリと人柄が豹変。血なまぐさい妖気に満ちたその狂態が人々を恐れさせるに至った。

千姫と秀頼 
(C)東映
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