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地獄の裁きは俺がする 

The Sentencer

1962(昭和37年)/8/4公開 94分 カラー シネマスコープ 映倫番号:12856 
配給:東映 製作:東映

片岡千恵蔵の豪快なアクションドラマ、“地獄”シリーズの第五弾。暗黒街にうごめくギャング団のあくどいナワ張り争いを背景に、大ボス大門竜三が手練の二挺拳銃で活躍する。その渦中に現われた我が子に寄せる父性愛を描くなど、雄大なスケールと迫真のスリルとサスペンスで描く活劇巨篇。

地獄の裁きは俺がする 
(C)東映

ストーリー

大門竜三は三十一もの肩書きを持つ暗黒街の大ボスである。極東裁判以来のスケールを持つ裁判に勝ち、喜んだのも束の間、正体不明の男から電話がかかってきた。山小屋にかつて大門を裏切った篠田を捕らえてある、というのだ。大門が山小屋に乗り込むと、そこには篠田と情婦の無残な自殺体があった。電話の主、尾崎と名乗る男は、大門の悪事の数々が書かれいる篠田の遺書を手に大門を脅迫し、百万円を手に悠々と山を降りていった。たまたまバー「ヨアンナ」のマダム春江の娘で高校生のリカは山小屋付近にハイキングに来ていたが、リカが落としたロケットを拾った大門は、リカと写っている春江の写真を見て愕然とした。春江は大門の昔の女だった。大門はリカが自分の娘であるかどうかを辻堂に調べさせる。実はリカは辻堂と春江の間にできた子だったが、春江は大門の謝礼金を目当てにしていたので、大門の子であると嘘の報告をした。大門は喜んでリカをかわいがるが、リカのボーイフレンドの丈二が気に入らない。リカの愛が奪われてしまいそうだからだ。そんな折、大門の縄張りを狙っている相沢組の一味に大門とリカと丈二は拉致された。大門とリカは丈二を置いて何とか逃げ出したが、そこに尾崎がやってきて大門に驚愕の事実を告げるのであった。果たしてその内容は?そして大門は縄張りを死守することができるのであろうか?

地獄の裁きは俺がする 
(C)東映
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