1963(昭和38年)/2/23公開 86分 カラー シネマスコープ 映倫番号:13068
配給:東映 製作:東映
鶴田浩二主演のギャング映画シリーズ第2作。全国から集った金庫破りの常習者たちが二十億円の札束が眠る大金庫を襲うという物語を背景に、一味の中へ潜り込んだ前科四犯の私設Gメンの活躍を石井輝男監督のスピード・タッチで描いた異色大作。
金庫破りの名人たち。首謀者は管沼と称する男で、囚人護送車まで襲って仲間の数を揃えた。女二人を入れて総勢9人のギャングの中に矢島という男がいたが、実は親友の警官を護送車襲撃事件で失い、その復讐を企む菊川という男の変名だった。
キャバレー「カサブランカ」を牛耳る大岡組を脅して店を一週間借りた一味は穴を掘り始めた。目的は平和経済会の大金庫に眠る20億円。しかし、それに気づいたのは大岡組と、勿論、菊川の連絡を受けた警視庁だ。ところが、管沼の側も、自分たちの計画が漏れたらしいことを知っていたのだ…。