作品検索

作品紹介

人生劇場 飛車角

Life Of A Gambler

1963(昭和38年)/3/16公開 95分 カラー シネマスコープ 映倫番号:13132 
配給:東映 製作:東映

何度も映画化されている尾崎士郎のベストセラー長編小説『人生劇場』の『残侠編』を、時代劇に新風を吹き込んだ鬼才・沢島忠監督が映画化。兄弟分の男ふたりが、美しい遊女をめぐって恋敵となるものの、互いに義理と人情を貫き、恩人の仇討ちに突っ走って行く。男気溢れるベテラン俳優・鶴田浩二と若手スター・高倉健のダブル主演で公開当時爆発的なヒットを記録し“任侠映画ブーム”を巻き起こすきっかけとなった記念碑的作品。

人生劇場 飛車角
(C)東映

ストーリー

横浜の遊女だったおとよと逃げてきた飛車角は、小金親分の計らいで深川の裏町に住むことになった。ある日、飛車角は小金親分への義理から宮川と仇敵・丈徳一家に殴り込み、丈徳親分を刺し殺して逃げ込んだ家で吉良常と出会う。泣き崩れるおとよを背に、飛車角は自首して5年の刑に服す。その間に、小金親分は弟分・奈良平に命を奪われ、おとよは車夫に身をやつした宮川と好いた仲となっていた。恩赦で出所の日、飛車角は吉良常から小金親分が殺されたことやおとよの行く末を聞いて、吉良常に従って遠州吉良港に身を寄せることにした。宮川が「おれをなぶりものにしてくれ」と詫びを入れに来た数日後、小金親分の敵を討とうと単身奈良平一家に殴り込んだ宮川は斬殺される。それを知った飛車角は東京へ飛んで帰り、必死に止めるおとよを振り切って、奈良平一家総動員で待ち受ける凶刃の真っ只中へ突き進んで行く…。

人生劇場 飛車角
(C)東映

シリーズ

「人生劇場」シリーズ(8)

ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)