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組織暴力 

Organized Violence

1967(昭和42年)/2/24公開 90分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14803 
配給:東映 製作:東映

恐るべき現代暴力の実態を捉えたドキュメンタリータッチの暴力ドラマ。
佐藤純彌監督が、暴力団、警察の対立する組織の裏の裏を冷酷な眼で見つめ、そこにうごめく様々な人間像を見事に浮き彫りにした社会派ドラマとしても完成度の高い作品。
出演者に個性の強い演技派を揃え、主演の丹波哲郎、千葉真一がダイナミックな演技を披露している。

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ストーリー

大都会の盛り場。この利権をめぐって暴力事件が頻発していた。矢東組と赤松組の対立である。関東への勢力拡大を目論む関西の新生会は、赤松組をバックアップし、密輸拳銃の物量作戦にものをいわせて計画を着々と進めていた。一方、劣勢の矢東組若頭の高杉は、拳銃ブローカー河北の紹介で横浜ナイトクラブに今西を訪ねるが、密輸組織の発覚を恐れた今西に暗殺されてしまう。折も折、矢東組と赤松組は再び乱射事件を起こし、警視庁暴力課の浦上警部が部下と共に事件糾明に乗り出した。だが、河北や高杉の実弟・晋次、矢東赤松両組員等関係者を逮捕し、密輸ルートや勢力分布、更には黒幕に及ぶまで鋭い追及を重ねたが実情は掴めなかった。その頃、両派を解散させ世論をごまかそうとする太田黒という男がいた。この男こそ影の実力者で密輸の大元凶なのだ。

組織暴力 
(C)東映

シリーズ

「組織暴力」シリーズ(3)

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