1968(昭和43年)/6/1公開 110分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:15310
配給:東映 製作:東映
東映戦記三部作の最後を締めくくる感動の巨篇。戦争の中の若人たち、しかもいまだ19才にもならぬ少年たちの短い青春を、スクリーンに躍動的に再現。東映オールスター出演の、涙なくては語りえぬ戦争映画の傑作。
第二次世界大戦末期、昭和18年春から19年秋までの1年余。戦況苛烈、日本が敗色を濃くしてゆくさなか、海軍の要望に応じて、七つボタンの予科練(海軍飛行予科練習生)を志願した少年たち。彼らは、短期間のうちに猛特訓を受け、きびしく適正を試されて、やがては南太平洋の戦雲の彼方の特攻出撃してゆく。そんな少年たちの夢と希望、友情、淡い恋、肉親たちとの涙の別れ、そして健気な戦い。激烈な戦火の中の青春を衝いた戦争ドラマ。