2020年2月に公開し、非常事態下において異例の興収14億円、110万人を震撼させた映画『犬鳴村』。続く【恐怖の村】シリーズ第2弾の舞台は、令和の時代となった今もなお禁足地として存在する富士の樹海。・・・
明治40年(1907年)、古来その険しさから「針の山」、宗教上の理由から登ってはならない「死の山」と云われてきた前人未到の山・劔岳に挑んだ男たちがいた――。原作は、実話を基にした新田次郎の同名小説。・・・
原発問題をはじめ、テロの脅威、自然災害など、大きなリスクと課題に直面している現在の日本。日々の暮らしを守るために、何を選択しどのように生きるべきなのか。日本の誇る「モノづくり」の技術がもたらした恩恵・・・
江戸時代。東北の小藩、海坂(うなさか)に暮らす組頭の一人娘、以登は今、自らの意志で剣を手に取り、戦いの場に向かおうとしていた。卑怯な罠に落ちた下級武士の仇討ちを果たすために。それも、たった一度、竹刀・・・
町田康によって2004年に記された小説『パンク侍、斬られて候』はこの世界の縮図であり、そして予言書である。それはつまり、人間が起こすことができる破壊の臨界点と、人間がかすかに保てる希望の可能性であっ・・・
家庭用VTRの黎明期、βマックス圧倒的有利の下馬評を覆し、遂には世界標準規格に上り詰めたVHS誕生までの秘話。当時の家電業界を克明に記したルポルタージュとして高い評価を得る、佐藤正明著「映像メディア・・・
闇の中から迫り来る、猟奇殺人犯の凶器と狂気。犯人を追い、追われる主人公も視力がないことで闇の中にいる。目の見えない元警察官が視覚以外の感覚を手掛かりに、女子高生連続殺人事件を追う「見えない目撃者」。・・・