満都の人気を浚った「危うし鞍馬天狗」に続いて売国奴、旗本八万騎を向こうにまわして、空前の危機に陥った天狗が陰謀の真只中へ逆襲するまでの痛快無類の波瀾万丈篇。
勤王、佐幕両派の争いに世情騒然たる大江戸を背景とし江戸城七ツの抜け穴を記した暗号図をめぐって、神出鬼没、変幻自在の跳梁をほしいままにする黒頭巾の活躍、全国の御家庭におくる東映時代劇の決定版。
近代文学史上に不滅の金字塔を打ち立てた横光利一の名作「日輪」を完璧の布陣を以て映画化した国産コニカラーシステムによる東映創立三周年記念第一回総天然色映画。未曾有の豪華篇、全東映人総出演。
御存知天狗が、吉兵衛、杉作と共に雲低迷する江戸に乗り込み旗本八万機と対決、町衆征伐の軍資金をロシアから借用せんとする売国奴の陰謀と暗殺剣をめぐって活躍、鞍馬天狗空前の危機に陥るという痛快編。
「新書太閤記」の第二部、信長の彗眼にとまった籐吉郎が、一介の草履取りから機智縦横天武の才をふるって次第に取りたてられ桶狭間に初陣する迄の豪華スペクタクル合戦絵巻。