最低の生活にあえぐ地獄の街に生れた一人のならず者。ギャングの集団を裏切り、かつての生れ故郷を恐喝し、どぶ鼠のようにみじめに殺される男の姿を鮮烈非情のタッチで描く。
五味康祐原作を映画化した近衛十四郎主演シリーズ第7作。幕府の待遇に恨みを抱く青年公卿が幕府の暗殺指令書である“柳生武芸帳”を盾にとり、柳生一門さらには幕閣に挑戦する波瀾万丈の物語が展開する。
川口松太郎の波乱激動の長編小説の映画化作品で「十番勝負」「二十番勝負」の完結篇である。「人を真に救う道は剣ではなく、将軍の長子となることだ」と諭された新吾は、わだかまりを捨てて吉宗との対面を心に決す・・・
町の連中の協力で捕えられ、島送りになっていた三人の極悪人が帰ってくる。仕返しを恐れる人々の前にひょっこり現われた旅鴉が、この悪人共を叩き斬って立ち去って行くという痛快アクション時代劇。
日本全土を覆う犯罪シンジケート設立をめぐってギャングと手を組む暗黒街のボスたちと、「やくざ」の道を貫き通す男の対決をし凄絶なタッチで描いたギャングアクション。
野郎ども表へ出ろ!女だてらに啖呵を切って、喧嘩もさいころも男顔負けの姐さんやくざ。美空ひばり演じる国定忠治の娘が恋人・板割の浅太郎の助けを得て、親の仇を討つという痛快女侠一代篇。
「週刊新潮」に連載されて人気を博した剣豪小説を、1961~64年にかけて映画化した『柳生武芸帳』シリーズの第5弾。徳川幕府の安泰を秘めた“柳生武芸帳”をめぐり、苦境に立たされた柳生十兵衛が謎の刺客と・・・
腐敗した幕閣と、利権にむらがる亡者どもに、正義の刃を叩きつけてたち上がった天下の素浪人が、江戸市中裏長屋に再び笑いをもたらすまでの活躍を描いた痛快時代劇。
喧嘩っ早く義理人情に厚い江戸っ子魚河岸の一心太助が様々な事件に巻き込まれながら、弱きを助け強きをくじく様を痛快に見せる大人気時代劇。今回は江戸から魚がなくなり、値段が急騰するという一大事が起きたこと・・・