国鉄本庁厚生局勤務俸給三十六号俸の主人公・目白三平が再び登場するサラリーマンの物語。日常に起るペーソスとユーモアの中に豊かなヒューマニズムを夢と希望に托して謳い上げる現代劇。
沢村勉の脚本により川島雄三が監督に当たった。竹野治夫、木下忠司がそれぞれ撮影、音楽を担当。SKDの草苗光子、小林トシ子、大木実、三橋達也、若杉英二、高千穂ひづるなどが出演。
H・O・マイスナーの原作を、アンリ・アルロー、イヴ・シャンピ、沢村勉の三人が脚色、イヴ・シャンピが監督した日仏合作映画。撮影はビリー・ヴィレルヴュが担当した。