御存知多羅尾伴内シリーズ第七話で観衆六万の球場に展開する野球戦、今や危機の真最中三番打者がボックスに立ち一振必打の名選手、打ちました、凄い当たり、センターを抜き真にホームランと思われたその時、走者が・・・
町人ながら不屈の面魂、弱きを助け、強きをくじく男一匹・森田屋清蔵が大名を相手どり一世一代の大喧嘩をしかけるという超娯楽大作。村上元三の傑作小説の映画化。
新聞記事の訂正要求に端を発して、交通事故からその背後に隠れた汚職事件を洗い出す。一人の若い記者の真実の為に斗う姿を中心に汚職事件に絡む人間像を描く記者物第二弾。