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特ダネ三十時間 深夜の挑戦

The Big Scoop:Challenge at Twilight

1959(昭和34年)/3/10公開 56分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:11085 
配給:東映 製作:東映

新聞記事の訂正要求に端を発して、交通事故からその背後に隠れた汚職事件を洗い出す。一人の若い記者の真実の為に斗う姿を中心に汚職事件に絡む人間像を描く記者物第二弾。

特ダネ三十時間 深夜の挑戦
(C)東映

ストーリー

日日新聞の清水浩平記者は木島という弁護士に面会を求められた。彼の扱った記事“魔の踏切でアベック轢ねらるを訂正せよというのだ。はねられたアベックの山根化学社長令息・恭一郎と松本芳江は何の関係も無く、芳江は人妻だからと。浩平はミシンのセールスマン・川田という男からも芳江は彼の内妻だと訂正を求められた。不満ながら、浩平は翌日の新聞で訂正した。一週間後バーからの電話で浩平を呼び出し話した川田。芳江を責めたら恭一郎との関係を吐いたという。浩平は木島を訪ねたが信用できぬと追い帰された。彼はさらに山根家を訪ね、山根社長が熱海にいる事を聞き、そちらへ向う。車中で毎朝新聞のベテラン、大木記者に会い、同じ旅館へ泊った。何か事件がありそうだ。浩平は女中から山根の部屋に若い女と、産工省の役人、宮地がいる事を聞きだした。浩平は強引に面会した。山根は木島と川田が新聞の誤報を利用して彼をゆすったのだと言った。息子と芳江は無関係だと。浩平は街で芳江に出会った。彼女は山根のメカケだった。恭一郎が心配し相談相手になっていた。同行していた時の事故である。山根と宮地の密談を大木記者が狙っている事も話してくれた。警視庁が一両日中に山根を召喚する予定らしいという情報で浩平は帳場の忠吉を買収し、山根宛の電話を盗聴した。

特ダネ三十時間 深夜の挑戦
(C)東映
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