町の連中の協力で捕えられ、島送りになっていた三人の極悪人が帰ってくる。仕返しを恐れる人々の前にひょっこり現われた旅鴉が、この悪人共を叩き斬って立ち去って行くという痛快アクション時代劇。
川口松太郎の波乱激動の長編小説の映画化作品で「十番勝負」「二十番勝負」の完結篇である。「人を真に救う道は剣ではなく、将軍の長子となることだ」と諭された新吾は、わだかまりを捨てて吉宗との対面を心に決す・・・
サムライだって人の子だ、名誉も欲しけりゃ、女も欲しい、ましてこの世は金次第・・・。戦国の世に生きる三人の侍が、それぞれの処世訓で暴れ回る姿を描いた痛快活劇。原作は柴田錬三郎の「おれは侍だ」。
原作は山田風太郎の「忍者月影抄」。忍者の非情な世界を通して、八代将軍継承をめぐる幕府と尾張家の確執を発端とする伊賀、甲賀両組の凄愴きわまりない死闘を描く。
国定忠治処刑直後の上州を舞台に、侠気の旅鴉・疾風の藤太郎と旗本くずれの殺し屋浪人・仏の甚十郎コンビが、仁義と人情の世界を背景に派手な殺陣を繰り広げる痛快股旅巨編。同じ松田定次監督と大川橋蔵コンビによ・・・
信長の命を狙う暗殺者を迎え討つ三人の伊賀忍者(里見浩太朗・南原宏治・佐藤慶)が、頭脳と技を競い合う忍法アクションの面白さに、第三の忍者とは果して何者かというミステリーの面白さをプラスした忍法推理活劇・・・
三代将軍・家光治世の頃、松山藩取り潰し秘命を受けて暗躍する甲賀忍者30余名を迎え撃つ浪人4人の惨憺たる剣戟!草の根分けても探し出す執念と憎悪、敵味方相乱れて一人、また一人と姿を消していく。血の匂いも・・・