四国路を舞台に、讃岐高松城下では美女の人身御供に黄門様の胸のすく痛快お裁き、土佐高知城下ではお家を狙う奸賊一味を相手に七面八臂の大活躍が展開する人気シリーズ第4作。
北陸加賀の国百万石の金沢に現れた御存知黄門様主従が、蛾々たる嶮崖に懸る怪しき山塞に巣食い、徳川平穏の天下覆滅を画す豊家の残党を掃滅せんと得意の秘策でのぞむ大活劇豪壮篇。
水戸黄門漫遊記「地獄谷の豪族」と、「伏魔殿の妖賊」の総輯篇で、水戸黄門が諸国漫遊の途中に起こる、数々の善玉悪玉事件を捌く、奇智とユーモアに満ちた痛快篇である。
御存じ東映名物黄門さまが、助さん、格さんを従え、今回は連続放火事件の謎を追って風雲急を告げる大江戸に姿を現わし、幕僚、公卿、不逞浪人、悪徳商人が入り乱れる大事件を町人長屋の人々の助けをかりて無事収め・・・
天保末期、大名の当主として生まれながら、時の不合理な権力に抗して家出、浮世捨三郎と名乗って悪政はびこる明石十万石の安寧を願い敢然と立ち上がる元藩主・松平直之助。この痛快児を巡って恋と策略、剣と男気が・・・
徳川方の女間者・皐月に左近右近の兄弟ら、真田兄姉を追う手が迫る。これを防御すべく玄海入道、筧十蔵、桐丸たちの変転波乱の活躍を描いたシリーズ第ニ作。