任侠小説の第一人者青山光ニ原作「喧嘩一代」を映画化、東映初出演の勝新太郎を迎えて製作された娯楽大作である。大胆不敵で反逆精神旺盛な主人公“万年四等水兵”志村兼次郎の男心を描いた痛快巨篇である。
シリーズ第2弾。東京で一人の沖縄の女性がヘロインによって死んでしまう。そこで、麻薬取締官三悪追放協会会長菅原通斎の命令により、麻薬売春Gメン千葉は沖縄へ飛ぶ。沖縄の麻薬組織の黒幕が東京の大組織である・・・
昭和7年・大阪を舞台に、五分刈り頭に度の強い近眼鏡、短い鉄管をくわえた異様な姿で、悪の化身のような男を演じる若山富三郎。従来の仁侠映画のパターンを破り、悪の塊を全編に織り込んだ異色任侠大作。
赤外線スコープに映る不敵な笑み、シカゴ帰りのガンマン対皆殺しのライフルマン!!殺しの技術を身につけ帰国したガンマンが父を殺した暴力団、殺し屋相手に激烈な復讐を挑むアクション作品。
ヤクザ映画のパロディ的な作品となった若山富三郎の「極道」シリーズ第3作。舞台を旧日本軍に設定し、時の国家権力と闘う様を痛快に描いている。戦後の日本映画には軍隊の“非人間性”を描いた作品が数多くあるが・・・
破天荒な暴れん坊ぶりと強烈な個性でたちまち人気者となった若山富三郎演じる島村清吉が活躍する痛快無類「極道シリーズ」の第2作。
凄むなかにもどこか憎めないこの主人公は、まさに若山富三郎の独壇場。・・・
日夜を分かたず企業の機密に挑戦する若き産業スパイの活躍を、梅宮辰夫主演でドキュメンタリータッチに描くスパイアクション。電話盗聴、読唇術、超小型テープ、X線カメラ等々のスパイ道具が随所に使用されて緊迫・・・
若山富三郎の第1回主演作品。釜ヶ崎の愚連隊あがりの極道が、大阪中を自分の縄張りにしようという欲を燃えたたせ、どえらい根性とむき出しの闘志で、暴力渡世の大組織をぶち破っていく迫力篇。
「十三人の刺客」「大殺陣」に次ぐ集団アクション時代劇。悪逆非道の大名を狙い、暗殺隊を編成した十一人の侍が、苦難と失敗を経て、遂に日光街道の宿場で、凄まじい皆殺し作戦を展開する。
第二次大戦の末期、一機一艦を合言葉に壮烈な体当りを敢行、全世界を震撼させた特攻攻撃。ペンを武器にかえ爆弾抱いて南国の空に散華した飛行予備学生の姿を通して、彼等の苦悩、誇りを涙で描く戦争映画。