1968(昭和43年)/10/1公開 89分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15492 R18
配給:東映 製作:東映
スピード、セックス、サスペンス!7人組のケタはずれのハチャメチャ不良グループが大暴れ!ショッキングシーンの連続と強烈なタッチで、これまでの映画のモラルとジョーシキをブチ破って大ヒットした人気シリーズ第1作。
キャストも若き梅宮辰夫を筆頭に、大原麗子、克美しげる、谷隼人、小林稔侍、丹波哲郎などの豪華メンバー。野田幸男監督の出世作である。
マンモス都市、東京を代表する繁華街・新宿。そこでは暗躍する暴力組織博徒、テキ屋、愚連隊と呼ばれる数々のグループが善良な市民を脅して生きている。このいずれの組織にも属さない番長グループ・カポネ団が、神坂弘を筆頭にイサム、ランキング、黒人のロクオン、美男子タニー、ズベ公のお豊たちだ。彼らは悪の限りをつくしているが、完全な「民主主義」を建て前として、それを誇りにしている。神坂は盛り場に、海に、山に、女を求めて野獣のようにオートバイを飛ばす。神坂にとって女とは、ゼニになるシナモノにすぎない。ある日、ひときわハクイ女子大生・龍子に目をつける。学校帰りを待ち伏せ、カツ上げたあげくイサムにヤサ(家)を突き止めさせるが、そこはこともあろうに昔ながらの金看板を張る博徒・榊一家であった。親分清之助が龍子の父親だったことから、話は思わぬ方向に展開していく…。
「不良番長」シリーズ(16)