作品検索

作品紹介

龍巻三四郎

Rearing for A Fight

1956(昭和31年)/4/11公開 55分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2162 
配給:東映 製作:東映

持って生まれた純情が玉に瑕。女に弱い男一匹の若旦那に、あの手この手でマダム、令嬢、女親分、料亭の若女将らが攻め寄せる。

NO IMAGE

ストーリー

「女は怖い」が口癖の父・竜太郎の血をシッカリ受け継いだか、一人息子の龍二は「龍巻三四郎」と威名を馳せるほど柔道に秀でた正義漢なのに、女にはめっぽう弱い。しかもそこに目をつけてかねてから料亭貴仙のお蔦姉さんとキャバレー鯨亭の真弓さんが龍二を狙っていて、戦々恐々の日々だ。そんな中、大島一家が、引揚者の更生施設である東銀マーケットを買収し、娯楽場を建てようと暴力的な介入を始めてきた。無法者の乱暴を恐れた住民は龍二を頼り、龍二も大島一家きっての暴れん坊・ジョー熊田と対決を決意しする。ある日、路傍で泣きくれる兄妹を見つけた龍二。聞けば兄の敏雄は大島一家の駆け出しだったが、ドジを踏んだ代償に妹の葉子を親分に差し出すか半殺しの私刑を受けるかの二者択一を迫られたという。同情した龍二は早速ジョー熊田と対決して完膚なきまでに叩きのめす。葉子は龍二の男っぷりに惚れ始め、龍二は飲み仲間のボロ船髯船長・西村の船へと逃げ帰る。だが大島一味も再び葉子を追い始め、逃げ場をなくした葉子は隅田川に飛び込み、西村の船に救出されて龍二が介抱することに。これで完全に惚れ込んでしまった葉子と、更に大島の情婦・順子も龍二に惚れて、龍二は女四人に追いかけられる大騒動に。だがそんな中、大島一家の反撃の時が少しずつ近づいていた…。

龍巻三四郎
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)