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警視庁物語 上野発五時三五分

Police Precinct Pt.5

1957(昭和32年)/8/28公開 59分 モノクロ スタンダード 映倫番号:10159 
配給:東映 製作:東映

オートレース場に発生した私製拳銃による謎の殺人事件を追って、警視庁捜査一課の活動をドキュメンタリータッチで痛烈に描いた「警視庁物語」シリーズ第五話。

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ストーリー

オートレース場で殺人事件が起きた。大穴が出た瞬間と同時期に、サラリーマン風の男が私製拳銃で撃たれたのだ。目撃者も無く、死体から発見された証拠はパチンコの玉と、焼け焦げた手拭のみ。警視庁捜査一課の面々は、まず手拭に書かれていたタクシー会社から洗い始めたが、その会社は既に倒産していた。在席していた二十数名のうち、消息をつかめたのは7名だけで残りは不明。山村刑事はパチンコの玉に刻まれた記号からパチンコ屋を特定し、聞き込み調査を続ける。そしてオートレース場に再び赴いた捜査陣が大穴の賞金を払い戻した男について調べたところ、グレーのナイロンジャンパーを着た男が賞金を3回に分けて受け取っていたことが判る。さらに、パチンコ屋の店員の証言で、そのジャンパーの男の正体が池本雄一というダフ屋だと判明。山村刑事は池本の恋人・康子を取り調べて、ハモニカ長屋の「蛸一」という呑み屋に立ち寄ったことを嗅ぎつけた。指紋の付いたコップを押収した直後、茂みから怪しい二人組が逃げていく。追いかける捜査陣だったが、長田刑事が撃たれるも何とか雄一だけは捕まえることが出来た。捜査陣はさらに逃げた一人、「敬ちゃん」の行方を追うのだが・・・。

警視庁物語 上野発五時三五分
(C)東映

シリーズ

「警視庁物語」シリーズ(24)

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