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三代目 魚河岸の石松

Ishimatsu The Yakuza, The Third

1958(昭和33年)/5/7公開 89分 カラー シネマスコープ 映倫番号:10620 
配給:東映 製作:東映

明るい笑いとお色気で好評の、東映名物・石松シリーズ。堀雄二からバトンを受け継いだ三代目石松・今井俊二が鉄拳と桃色攻勢の中で暴れまわる痛快篇。

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ストーリー

魚河岸の組合長選挙に立候補したのは、瀬川と丸富の二人である。瀬川は丸富とも縁の深い清水の網元の権造に、選挙が丸く治るよう一膝のり出して貰おうと考えた。そこで、石松とキノキンの二人がお役目を言いつかって清水へ旅立った。清水駅に降りるとそうそう、キノキンが芸者風の粋な年増に鼻の下をのばして、財布をすられてしまった。おまけに、権造は伊豆の下田へ隠居したというのだ。二人は早速下田へ向ったが、そこでも権造は昨夕に鳥羽へ発った後。仕方なく、二人はまた鳥羽へ向った。海女コンクールや、あやしげな新興宗教にかかりあったり、掏られた財布が返ってきたり、ようやく権造にめぐり会う事ができた。権造の話では、すでに丸富の方から石松らを相手にしない様に言って来たというのだが、彼は選挙までには上京することを約束した。こうして役目を終えた石松とキノキンが懐かしの魚河岸へと返って来て見れば、清水の熊田をくわえ込んだ丸富の選挙運動が派手に展開されていた。そして応援演説の日、丸富の応援演説に問題の熊田が巧みな弁舌でしゃべり始めた途端「演説待った。」と駈けつけた権造の大きな声がかかり、清水時代の旧悪が露見。熊田は尻尾をまいて退散し、選挙騒動もどうやら終わりをつげようとした時・・・。

三代目 魚河岸の石松
(C)東映
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