作品検索

作品紹介

不死身の男 

The Man Who Wouldn't Die

1960(昭和35年)/6/21公開 74分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:11772 
配給:東映 製作:東映

やくざの縄張り争いに賭ける新興二大勢力の対立を巡って、一青年がその悪徳を暴くまでを恋と拳銃と暴力を織り交ぜて描いた痛快アクションドラマ。

不死身の男 
(C)東映

ストーリー

風間組無きあと、川瀬組と木場組の勢力対立が激化していた。木場組は、芝浦岸壁での密輸品陸揚げの際に奇襲を受けて木場組に密輸品を強奪された。木場は川瀬が営むナイトクラブ・モーゼへ乗り込むが、タイガーの鉄が木場とその子分らを殴り倒し、鉄は川瀬を喜ばせそのまま盃を受けた。川瀬の娘ユリは鉄の腕に惚れこんだ。
川瀬は、高利貸の大田黒が、飲み屋のママ・るいの娘・雪江を狙っている事を利用しようとした。雪江を大田黒の餌食とし、大田黒からの五百万円融資を図るのだが、この状況を木場組の身内に化けていたチャリンコの吉こと実は和田刑事がたえず署に連絡していた。鉄は、十三年前シマをはり合う川瀬と木場に殺された風間の息子だった。川瀬と木場はもちろんこの事を知らない。やがて和田刑事は、大田黒の倉庫にある密輸品を探ろうとして川瀬の子分・金子に殺された。鉄が風間の息子であることを見破っていたるいは、鉄に雪江の救出を求め、鉄は監禁されている雪江を救う。
川瀬と木場が鉄の正体を知った。木場は風間殺しの犯人は川瀬だとそそのかす。鉄がユリの協力を得て川瀬組の倉庫を探ると、そこには強奪した麻薬が隠されてあった。鉄は木場に告げた。川瀬組と木場組の拳銃戦。ユリは父の悪行と鉄の危機を助けるため街へ走るとダイアルを廻した…。

不死身の男 
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)