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男の地平線 

Male Horizons

1961(昭和36年)/1/21公開 76分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12034 
配給:東映 製作:東映

密輸はびこる港町に現れた不敵なマドロスが、兄の復讐を誓い、敢然と暗黒街のボスに対決。恋・友情・姉弟愛を織り込んで描いた壮絶なアクションドラマ。

男の地平線 
(C)東映

ストーリー

船が黒々と浮ぶ波止場、港の歓楽街、そこへふらりと流れこんで来た一人の若者・雄二。彼はこの街を牛耳る清川組の幹部・小金井に因縁をつけ叩きのめした。仕返しを怖れた女給のユカは雄二を裏口から逃がしてやるが、その時偶然、雄二はボス・清川が拳銃密売のもつれから殺し屋・市川と池永に拉致されようとしたところを救う。清川は恩義を感じて雄二を組の用心棒とした。雄二は兄・輝彦の消息を求めてこの街に来た。兄が拳銃密売に関係している事を知り、密売団のボスと思われる清川の懐中に飛び込もうと狙っていたのだ。一方、雄二を助けたユカは病気の父親を抱えながら働き、清川組に入っている弟の博を更生させようと願う清純な乙女だった。ユカの恋人・三郎は清川の罪をかぶり刑務所に入ったが、三年経って出所した途端、清川の策謀による自動車事故で消されてしまった。博はこれを知り復讐を誓っていた。ユカは雄二が清川の用心棒になった事を罵るが、二人の心はいつしか相寄っていた。執拗に自分の身辺を狙う博に手を焼いた清川は、博の殺害を雄二に命じるが、博を逃がしたため清川の子分の時村と一騎打ちとなる。雄二は時村を抑えこみ、兄の消息を割らせようとするが、時村は小金井の拳銃によって殺されてしまう。小金井を追う雄二が落した写真を見て愕然とする博。博は、雄二の兄を知っていたのだが…。

男の地平線 
(C)東映
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