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霧と影 

Mist And Shadows

1961(昭和36年)/8/26公開 83分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12503 
配給:東映 製作:東映

直木賞作家水上勉の推理小説映画化。北陸の僻地に起こった一教師の謎の死を、ベテラン新聞記者と若い記者がネバリと勘で推理の糸を手繰り、背後にうごめく疑惑の影に挑むという、スリルとサスペンスに満ちた本格的推理ドラマ。

霧と影 
(C)東映

ストーリー

地方版の片隅に乗った、小学校教員の水死体の記事。この事件に不審を抱いた毎朝新聞の記者・小宮は、はるばる能登半島まで一人調査にやってきた。小宮は水死体で発見された教員の笠原とは、彼の妻・雪子ともども仲の良い学友だったからだ。高所恐怖症だった笠原が、ましてかわいい娘までいるのに自殺したとは、小宮は考えられなかった。事件当日の笠原は、青峨山の頂上近くにある猿谷郷に住んでいた、長期欠席児童の宇田の家庭訪問に行く予定だったという。だが、猿谷郷でも笠原を見たものはいなかった。猿谷郷は世間から隔絶されたところにあり、宇田本家と分家他四戸しかない特殊部落であった。そして東京から井関という男が、宇田甚平という男の身元調査に猿谷郷に現れていることを知り、小宮は宇田甚平の調査を笠原から頼まれていたことを思い出す。その後、土地に詳しい地方通信員の坂根の協力を得て、さらに笠原が富山の薬売り・松本と一緒に猿谷郷から降りてきたとの情報を得た。井関と松本の足取りを追って、東京に戻る小宮。複雑な人間関係に、手形詐欺まで絡み真実が見えない中、かすかな真実だけを頼りに、小宮は坂根と共に粘り強く捜査していく

霧と影 
(C)東映
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