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ギャング忠臣蔵 

Gang Loyalty And Vengeance

1963(昭和38年)/10/19公開 93分 カラー シネマスコープ 映倫番号:12979 
配給:東映 製作:東映

暗黒街を牛耳る吉良興業に、ボスを殺された浅野組47人が復讐を誓う。オールスター・キャストで贈る“現代版忠臣蔵”。

ギャング忠臣蔵 
(C)東映

ストーリー

若い浅野卓巳社長率いる浅野組は九州に縄張りを持ち、大石専務を始め一騎当千のサムライを揃えていたが、ヤクザの近代化を目指し、関東に三十五社を従える日本暗黒街の帝王・柳沢総社の傘下に加わり資金融資を受けることにした。だがこのことが九州の暴力団たちを刺激し、特に北九州の玄海クラブとの抗争はすさまじく、国会でも問題になる。大石専務と幼馴染だった立花警視総監は、国民党の徳田玄将の質問に対し、元締めの柳沢総社と配下の吉良興業を叩くことが近道だと反論した。その頃、浅野が妻となった柳沢会長の娘・瑤子と一緒に、新婚旅行でパリにいる時、田原という殺し屋と早撃ちの腕を競うことになった。だが田原が重い病気に侵されていることを知った浅野夫妻らは療養費を差し出し、感激した田原はいつか恩義に報いることを誓う。東京では愛の大使としてカポン財団が来日、柳沢総社、特に吉良興業から日本特産品の買い付けにやってきた。だがそれは表向きで、実はメキシコの大麻薬王であるカポンと吉良は独断で取引を行い、暗黒街を牛耳ろうという算段だったのだ。それを知った浅野卓巳は吉良を止めようとしたが、口汚く罵られ、遂に吉良の目の前で銃を抜いてしまう。銃弾は吉良をかすめただけで、浅野は刑務所に送られた上、差し入れの毒入りサンドイッチによって毒殺されてしまった…。

ギャング忠臣蔵 
(C)東映
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