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仁義-JINGI-

1991(平成3年)/12/21公開 104分 カラー ビスタ 映倫番号:113676 
配給:東映 製作:東映 / 日映

原作は「ヤングチャンピオン」連載の人気コミック。長谷川計二初監督作品。
出演者には菅原加織が高校生役を演じ、父・菅原文太も医師役で特別出演。初めての親子共演も見所のひとつ。

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ストーリー

銀座のとある駐車場。黒川会系砂組の若いヤクザ・神林仁が、チャカを手に息を殺して潜んでいる。標的は黒川組組長。傘下の各組に事あるごとに過大な上納金を要求し反感をかっている無能な2代目である。仁の直接の親である砂組組長は先代黒川組長時代からの古参で、黒川にとってけむたい存在。このままでは砂組は黒川につぶされると思った仁は独りで黒川をヒットすることに決めたのだ。
その時、車に人影が近づく。トリガーを引く仁は確かな手ごたえを感じたが、そこには見知らぬ男が倒れていた。仁は自分の部屋で男の足から弾丸を抜き、しばらく男の面倒を見ることにした。男の名は、八崎義郎。東大卒のエリート銀行マンだったが、バブルが弾けて不正融資が発覚、会社からその罪を負わされてクビにされたのだった。一方、黒川は関東一円連合会の常任理事になるため下部組織に対してそれぞれ5千万円の義理がけを押し付けた。義郎は銀行マン時代に取引のあった紅菱商事の常務・結木のトンネル会社サンコーフーズを攻め立てる作戦を立て、脱税の証拠を押さえて結木に叩きつけ、五千万円を脅し取る。仁と義郎は二人の会社神林通商を設立する。ある日、やくざ志願の高校生・金原を連れ戻しに教師が事務所にやって来る。仁は、美しく清純な美術教師・綾乃に一目惚れする。砂川の元に金原をおくことを決めた仁に烈しく怒る綾乃だが、仁の真っ正直さに、安心感を抱き始めていた。義郎は、関係をもった黒川の愛人・純子に株の情報を与え大損失させた証券マンの大野を脅し、仁と義郎の計画に乗るように勧める。大野は黒川をインサイダー取引にひっかけようと企む。駄菓子屋のサキ婆さんの土地権利証を担保に3億円手に入れた仁と義郎は最後の大勝負に挑もうとしていた。仁と義郎は黒川に一矢報いることができるのか?

仁義-JINGI-
(C)東映・日映
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