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木下恵介が、楠田芳子のオリジナル・シナリオを監督した、詩情あふれる青春篇。撮影は楠田浩之。主な出演者は田村高廣、山田五十鈴、田中晋二と有田紀子、久我美子など。
明治末期の待合“立花”を舞台に、娼婦と旗本くずれの掏模との恋葛藤を描いた永井荷風原作「四畳半襖の下張」の映画化作品。荷風好みの淪落の女性像を浮彫りにし、美しくも妖しい独特の耽美世界が展開される。
京の都の夜を染めて、燃えるは大文字山の送り火か、美貌の肌に映える灯影も怪妖しく今宵恋のいのちを燃えつくす女を、哀れにも美しく描く総天然色文芸巨篇!
恋もしごろの下町娘、灯ともしごろは涙ぐみ歌ってじれて夜を待つ!
現場も動機もわからない殺人事件を追う青年検事。その犯人は恐るべきペスト菌を持っていた。どす黒い戦慄に彩られた有馬頼義の本格推理小説完璧の映画化。