維新前夜の京洛を舞台に、薩長連合に命を捧げる勤皇の志士半平太をめぐり、祗園芸者の恋、見廻組の兇刃、同志の裏切りなど数々の波瀾が展開。美剣士・橋藏が魅せる激動巨篇。
「若さま侍捕物帳」シリーズと並ぶ大川橋蔵の代表作。本作は、大衆文壇の雄・川口松太郎の名作を得て製作公開、爆発的人気の中で4作をシリーズとした「十番勝負」の後、昭和36年に「二十番勝負」として復活した・・・
週刊文春に好評連載の柴田錬三郎原作の映画化。生立ちに影のある忍者若影母影は打倒徳川を狙う石田三成の孫である。徳川方の護衛役と徳川の宝刀を賭けて壮烈な勝負を挑むスリルと迫力が充溢する魅力時代劇。
「東海の顔役」「東海一の若親分」に続く、大好評、錦之助の次郎長シリーズ第三弾。甲府に向った錦之助一家が悪政とボスの跳梁に悩む人足たちを救うため、二足草鞋の猿屋勘助、悪政の甲府勤番支配に挑戦するという・・・
金子市之丞、河内山宗俊、片岡直次郎、暗闇の丑松ら江戸で札つきの悪党連の生活感情豊かな喜怒哀楽と、富や権力を誇る人々にない人情の美しさをユーモアとペーソスを盛って自由奔放に描いた興趣篇。
京の公卿の姫君が抱く“和歌古今伝授三巻”を狙う怪しい集団。その目的に恐るべき陰謀が秘められていた。御存じ白装束の美剣士・源氏九郎が、双刀ふりかざし、底深い謎を暴いて行く。源義経を祖先にもつ美剣士・源・・・
堅苦しい武士の生活を嫌って家を飛び出した将軍の御落胤と、お見合い結婚を嫌って飛び出した大名の長女と次女が、力をあわせて、大名家の乗っ取り事件を叩きつぶす明朗時代劇。