島原七万石のお世継ぎをめぐる黒い影を追い、父を裁いてまで大義を貫き、無責任な時の権力機構に挑む江戸っ子判官・遠山金四郎の活躍を、多彩なキャストと痛快無類なストーリーで描いたシリーズ第10作。
槍の名手・高定は切腹に失敗して以来、山にひきこもり静かな生活を送っていたが、武士の血は彼を再び戦場へと導く。戦国の世に生きる武士の儚き姿を描いた人間ドラマ。
製作は小倉浩一郎に石田清吉が協力、脚本は八尋不二、監督は原研吉。主な俳優陣は、歌舞伎の市川小太夫、美空ひばり、花柳小菊、村田知英子、小堀誠、それに最初主演を予定されていた阪東妻三郎が病気回復して軽い・・・