藤純子の引退後、可憐な一輪の花のような美しさと、デビュー作「木枯らし紋次郎・関わりござんせん」で好演技を博した「ポスト藤」の筆頭・中村英子を主演に抜擢した、本格的女侠映画である。
政岡としや原作による劇画の映画化。大阪通天閣を舞台に、極道の幹部に憧れ、ガムシャラに張り切る間抜けなチンピラ極道を川谷拓三のバイタリティー溢れる行動でユーモアに描く。ピラニア軍団が総出演。
やくざであるがゆえに、影から少女の幸せを見守り続ける男。チャイコフスキーのメロディーにのせて、高倉健が男の哀歓を格調高く謳いあげる超大作。名ギタリスト、クロードチアリが初めて映画音楽を担当。
「百地三太夫」で一躍アクション・スターとして名前を売った真田広之主演第2作。
カラテ名人の若者がアメリカから18年ぶりに帰国。肉親を謀殺した叔父と悪のシンジケートに挑戦し復讐する。舞台は国際都・・・
“ワタリ”に続く東映特撮時代劇シリーズ第2作。湖底に消えた豊臣家の軍資金をめぐり、幕府や豊臣家残党を向うにまわして江戸の侠盗二人組が大活躍する娯楽篇。
真田広之がアフリカを故郷にする若者に扮し、見知らぬ日本の地方都市にやってきて土地のボスを筆頭とした悪の一味と対決するというストーリー。監督は当時新人の土橋亨。真田の相手役には、約2万人近い一般公募者・・・
紀州家指南役決定試合を前にして暗殺された恩師の仇を討つため、大川橋蔵演じる美剣士・夢殿主水之介が、宿敵、邪剣士、無頼の徒などを相手に一閃必殺の構えで颯爽たる活躍をみせる。剣の道を歩む主人公の波乱に富・・・
五味康祐原作を映画化した近衛十四郎主演シリーズ第7作。幕府の待遇に恨みを抱く青年公卿が幕府の暗殺指令書である“柳生武芸帳”を盾にとり、柳生一門さらには幕閣に挑戦する波瀾万丈の物語が展開する。