すっかり若山富三郎のお家芸となった痛快型破りのアクション喜劇「極道」シリーズの第4作。
おなじみ極道スタイルをひっさげて、大阪釜ヶ崎から浅草は山谷に乗り込んでの大暴れが展開する。
江戸時代を舞台にして、人間の善意を守ろうとする人々の暖かく美しい心の触れ合いを描いた山本周五郎文学の映画化。初恋の失敗談、女の業の哀しさ、生きることの感動、等を三篇に綴り、笑いと涙を盛った文芸作。
阿波に満開、緋牡丹と任侠の花ざかり!
舞台は四国・徳島、お竜こと藤純子を中心に任侠オールスターが阿波踊りに顔を揃え、超豪華版となったシリーズ第5作。出所した子分を引き取るために徳島を訪れたお竜・・・
女任侠スターとして一時代を築いた藤純子主演による“緋牡丹博徒”シリーズ第1作。高倉健、若山富三郎ほか豪華スターの競演とともに、鉄火の啖呵、小太刀と手裏剣の巧みな技で女一匹鉄火場渡世を披露する。
明治41年の賭博禁止令施行の頃を背景に、ある博徒一家の新しく生きるか、博徒一筋に生き抜くかを縄張りを狙う他の一家との争いも絡んで、オールスターを配して迫力いっぱいに描き挙げていく。
幕末から、明治、大正、昭和10年代にかけて起きた9つの暗殺事件を、血盟団事件を中心にして綴った日本暗殺百年史というべき作品。全篇を通して反体制の純粋で美しいエネルギーに満ち溢れている。
米軍占領下にあってGIと争い、その傷害事件を皮切りに、暴力だけを資本にして暗黒の巷でめきめき頭角をあらわす男が組を結成。次々と縄張りを拡張する過程を、すさまじい迫力、血の抗争の中に描いてゆく。
舞台は、二つの組が激突する風雲の洞海湾。沖仲士を守って闘う勇侠高倉健、一筋の恋に命を散らす女侠藤純子を中心に、鶴田、玉緒、千恵蔵、伊吹など多彩な人物像が入り乱れ、絢爛たる戦いを繰り広げる。
人気シリーズ「日本侠客伝」の第7弾。人呼んで腕斬り真三という一匹狼が、東京・新宿に、露店商として台頭、周囲の諸勢力と戦いながら、一家を構えるまでを、凄絶なアクションと燃えるような恋をからませて描いた・・・
時代劇の名匠・マキノ雅弘が高倉健を主役に描いた名作任侠シリーズの第5作。創成期の華やかな浅草興行街を舞台に、芝居小屋の利権争いにうごめくヤクザの手から、一座の人々を守った男の活躍を人情味たっぷりに魅・・・