中部日本新聞、北海道新聞に連載された山手樹一郎の原作を、八住利雄が脚色し、大曾根辰夫、石本秀雄がそれぞれ監督、撮影を担当している。出演者は高田浩吉、近衛十四郎、浅茅しのぶ、三浦光子の他、田中道子など・・・
「獄門島」「八ツ墓村」についで片岡千恵蔵の十八番・名探偵金田一耕助が久々に登場。運命に繰られた怖るべき戦慄のフルートの調べと共に次々と発生する連続殺人事件を追って明敏な推理を展開する金田一耕助の活躍・・・
片岡千恵蔵扮する名奉行・遠山の金さんが、江戸一円に流通する魔の贋造小判をめぐり、怪奇と恐怖に慄く庶民を守って江戸無宿金さんが神出鬼没、七面八臂の活躍を見せる。
徳川三代将軍家光の治世に、武士たちが泰平の御世に馴れて、その本領を忘れ果てているのを歎く御存知大久保彦左衛門が、時の老中に盾ついて大暴れする痛快無比の娯楽編である。
前篇の興味も新たに正義の浪人青江京介が武州三万石の生死を賭けて縦横無尽の活躍をする。正義が勝つか!邪悪が勝つか!時代劇ファンを昂奮の坩堝に叩き込む痛快篇。
鉄火奉行遠山左衛門亟と素浪人神尾左近の二役で大活躍する右太衛門を主軸に、謎の魔童子の跳梁を絡ませた興味万点の大江戸捕物帳。剣あり、恋あり、猟奇あり、唄あり、笑いありという娯楽時代劇の黄金篇。