東千代之介と高千穂ひづるの主演で川口松太郎の代表傑作を映画化した三部作の完結篇。野洲烏山三万石と江戸を舞台に、藩の存亡を賭けたお家騒動とこれに絡む姫君と町人の悲恋など、絢爛数奇の物語が展開する。
東千代之介と高千穂ひづるの主演で川口松太郎の代表傑作を映画化した三部作の第一部。野洲烏山三万石と江戸を舞台に、藩の存亡を賭けたお家騒動とこれに絡む姫君と町人の悲恋など、絢爛数奇の物語が展開する。
徳川三代将軍家光の治世に、武士たちが泰平の御世に馴れて、その本領を忘れ果てているのを歎く御存知大久保彦左衛門が、時の老中に盾ついて大暴れする痛快無比の娯楽編である。
茶道”石州流”の創始者として名高い松平不昧公。その遊興三昧に明け暮れていた青年時代、家督を継いで危機に陥った藩政を大改革で巣食うという苦難時代を通して、豊かな人間味を千恵蔵の至芸で見せる。