美しき日本の山村で「芸能の原点」を守ってきた人たちの、ホロ苦くもオカシミあふれる群像劇──。名優・原田芳雄が「70代を迎えて、どうしても演っておきたかった」という珠玉の人間ドラマが、最高のキャスト・・・・
魚河岸で働く粋で陽気な”お祭り野郎”に扮する好漢・松方弘樹が、東京下町を舞台に日本三大祭りの一つ「浅草三社まつり」をめぐる恋と涙とアクションの人情ドラマをくりひろげる。
海賊放送を続ける心優しい若者と、したたかな行動派で、自動車泥捧を続ける二人の老人との交流を描く、城戸賞を受賞した大森一樹脚本の映画化。脚本・監督は大森一樹、撮影を阪本善尚がそれぞれ担当している。
坂口安吾の小説「肝臓先生」を、かねてから映画化の構想を練っていた今村昌平が映画化。
終戦直前の瀬戸内の田舎町を舞台に、何でも「肝臓病」と診立ててしまう初老の医師“カンゾー先生”と彼を取り巻く様・・・
5人のしがないサラリーマンが計画した誘拐事件が巻き起こす騒動を描いた喜劇。脚本は瀬川昌治と、永井素夫による共同執筆、監督は脚本も執筆している前田陽一、撮影を吉川憲一がそれぞれ担当している。
男と女の願望と悲哀、そして求めるモノへの本音をぶちまけて、大胆な「愛のかたち」を描いた作品。映画初出演で大胆なベットシーンに挑んだ黒木瞳と豊かな知性と艶やかな女の魅力の阿木燿子が藤竜也と見せる艶技は・・・
作家としても脚本家としても精力的に活動していた野沢尚が、自身の吉川英治文学新人賞受賞作である「深紅」を元に渾身の力を込めて書き下ろした遺作脚本を新鋭監督・月野木隆が完全映画化。ある殺人事件が遺した、・・・
全国の小中学生の間で伝承されてきた“トイレの花子さん”伝説。怖い体験談や奇妙な噂話を全国の小中学生からの投稿で綴った「トイレの花子さん」シリーズがベストセラーとなり、“花子さんブーム”が巻き起こった・・・