義理と人情に翻弄されるやくざの悲しみを、鶴田浩二のヒット曲を背景に歌い描きあげる。博徒一家の跡目をめぐって凄まじい争いに巻き込まれた主人公が、対立する博徒一家の迫害から遂には実の父親にドスを向けると・・・
藤純子の魅力の全てをこの一作に結集し、明治末期の柳橋を舞台に、東映の全勢力を配しオールスターで描く、任侠大作。監督は藤純子出演第一作、「八州遊侠伝・男の杯」でメガホンを取ったマキノ雅弘監督。
テキヤ社会特有の仁義と掟の中で自分たちの縄張りを死守して闘うテキヤの根性を描き好評の第1作「関東テキヤ一家」に次いで製作されたヒットシリーズの第2弾!
若き菅原文太のスターへのキッカケとなった・・・
血の降るにわ場に男を賭けて、テキヤ一家の殴り込み!
関東各地の高市(祭礼縁日)をめぐり、縄張りを死守するテキヤたちの義理と人情を凄絶に描く任侠映画の異色作。
浅草テキヤ一家の若衆二人が悪・・・
忍びが権力の飼い犬でなくなったとき、最も恐ろしいゲームが始まる!
光と影のダイナミズムを打ち出して《映像の刺客》と称された工藤栄一監督が放つ、従来の忍者映画のパターンをことごとく打ち破った時代・・・
女の顔がみるみるうちに口が耳まで裂け死体をむさぼり喰う、竹の子のように生える鮮血をふきあげる生首、近ずく人間を呑みこむ恐怖の沼、障子に夜毎うかびあがる化け猫や亡霊の姿、等々血も怖る戦慄の怪談映画。
里見浩太郎が神出鬼没正義の鞭をふるう怪人まだら頭巾と、洒脱な旗本雪路弦四郎の二役で活躍するニュー東映痛快時代活劇二部作である。第一部「怪人まだら頭巾」は、麻薬密輸団、第二部「紅ぐも地獄」では、大塩事・・・
シリーズ第2弾。今回は藤純子扮する女渡世人上州小政が、ある一家に草鞋を脱いだことから新興ヤクザ相手に火花を散らすというストーリーで、華麗な人情の花を咲かせる。
異様ないでたちの女丈夫・清川虹子が、尊敬する清水次郎長のような親分になろうとして八方破れに暴れまくる痛快な作品。爆笑と涙を織りなして、関東一円の親分衆をふるえあがらす女親分ぶりは無類の楽しさを呼ぶ。