その男は刀を抜いた。その女は男を愛した。夢も希望もなく、大義もない、ただひたすらに強く、毎日を独り生き抜くその男を女は、大きな心で包み込んだ。名匠・中島貞夫監督が満を持して送り出す最新作、映画「多十・・・
ふとした弾みで弟分源太郎を斬った草間の半次郎が、源次郎に替わって盲目の母親に孝養を尽くすが、そこに降りかかった危難を救うため、敢然と長脇差を抜く橋蔵颯爽の股旅篇。
人気劇画「玉割人ゆき」映画化第2弾。京都島原から北陸の城下町金沢の西の廓へと舞台を移し、北陸の美しい風物を背景に薄幸の女たちの性と愛の人間模様を描く。